薬剤師国家試験当日の流れとその後の手続き

お疲れ様です。

104回薬剤師国家試験(2019年2月)を受けてきました。

薬剤師国家試験|厚生労働省

結果はどうであれ、これから受ける人に役立つ情報を残せればと思います。

 

まず

  1. 当日の流れ

  2. その後の手続きー必要なもの

 

当日の流れ

 早速ですが当日の大まかな流れについて表記します。

 

①8時40分、入場開始

ーこれについてですが、受験票とともに渡される紙に記載されています。

しかし、実際は大半の人は余裕をもって早く出るので僕が行った時には既に大勢いました。 笑

※注意!これは僕が行った会場は入れましたが、他の会場ではこの時間が厳守される可能性があるので自己責任で。

また、会場へ向かう人達の列が出来ていて、その人のあとをついて行けばいいや。なんて甘い考えをしていると、臨床検査技師国家試験などが同じ日程で、会場が近いことがあるので騙されないようにしてください。

 

②試験への事前説明

カンニングへの対応や、途中退場などの説明があります。基本的に、当たり前のことが多いのですが、注意しなければならないのは、鉛筆削り・鉛筆キャップ・腕時計は机の上に置けないということです。そのため、鉛筆を試験中に落としたりして使えなくなった場合に書けるものがないと言った状況にならないためにもシャープペンシルがあると安心ですね。

その他、ひざ掛けの使用は許可を得れば可能なのです。

 

ちなみに、僕の教室の試験官は派遣バイトらしく、「ひざ掛けは禁止です」なんて言って初日は使用できませんでした。次の日「ごめんなさい、大丈夫でした」なんて言われましたが、ダメだと言われてたため2日目は持ってきておりませんでした....。

 

③試験開始!!

試験時間割はこちらを参考ください。

【速報】第104回薬剤師国家試験会場 発表 | 薬学ゼミナール

ポイントとして、2日目のラストまで集中力が持続できるかが鍵です。そのためにも休み時間はしっかりと休みましょう、

 

 

 

④その後の手続き

薬剤師登録に必要なもの

ー合格発表はなんと3月25日という、試験から1ヶ月以上も先です。

発表で無事に番号があれば、その後の薬剤師への手続きに進めます。

薬剤師免許の申請手続き等について|厚生労働省

 

  1. 試験結果の確認
  2. 格通知のはがきが到着
  3. 手続きの開始

 
必要なもの
  • 該当しないことの証明証

成年被後見人等の、薬剤師の欠格事項に該当しないかを証明する必要があるため使います。全国の法務局で受け取ることが出来ます。例えば東京に住んでいて、埼玉の方が近いと言った場合、埼玉でも貰うことは出来ます。ちなみに、証明証は収入印紙300円が必要です。

 

  • 医師の診断書

これは、基本的にどこの医療機関でも受け付けています。小さなクリニックでも可能だと思います。内容として、

医者「君麻薬とかやってないよね?」

僕「やってないです。」

医者「精神おかしくないよね?」

僕「はい元気です。」

医者「じゃ、サインしときますね。こんないきなり初対面の人の精神に異常があるかなんて見抜けないよね~。」

と言った感じで、僕の場合、3分で全てが終わりましたが、場所によっては、しっかりと検査をする所もあるようです。その場合検査代は自費なので、高くつくのでお金は多めにあると安心です。

 

  • 住民票などの、本籍地がわかるもの

これは、説明はしなくても大丈夫だと思うので省略します。

 

合格発表の日に郵送され、数日ほどで自宅に届きます。合格したことを証明する、みたいなことが書いてあります。提出するため、絶対に絶対に捨てずにとっておきましょう。この紙が届くと、合格したんだ!という実感が湧きます。

 

当然ですが、国家試験を受けるのにはお金がかかりますが、合格しても再びお金がかかります。3万円が薬剤師への登録の代金となります。国試終了後に友人や恋人と卒業旅行でたくさんお金を使っても、3万円は忘れずに確保しておきましょう。

 

上記のものを持って、あとは保健所に提出をすれば、薬剤師に登録をされるのを待つだけです。

なお、薬剤師への登録には2ヶ月ほどかかるとのことです。提出された順番で登録がされていくので、できるだけ早めにすることをおすすめします。

 

  • 付け足し

合格発表は3月25日ですが、該当しないことの証明証、医師の診断書、住民票などどれも、合格発表日の前に既に準備をしておけば、合格発表後すぐに提出をすることが出来ます。3月末ですと、引越しの時期で大忙しでどこも大変込み合います。もし自己採点に余裕があれば、予め準備しておくことをおすすめします。

重要な話ですが、薬剤師への登録がされない間は当然薬剤師として働けないので、投薬や監査等は出来ません。

また、給料においても、薬剤師手当はつきません。

提出順に薬剤師へ登録されるので、下手をすると最初の人と1ヶ月違うなんてことも有り得ますよね。となると1ヶ月分の給料が大きくかわります。

そのため、より早く提出することをおすすめします。

 

 

その他伝えておきたいこと。

まず、僕が失敗というか、ミスったなぁ。なんて思ったことが1つ。

それは、青本は持って行く必要はない!



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これについてですが、なんと言っても勉強できる時間が少ないのです。会場で席に着いてもやることも多く、その後に青本を開いて復習する余裕なんてない!

ただ重くなるだけでした、、、、、

 

 

逆にオススメするのが、自分が苦手だと思ったところのみをまとめたノートやプリントです。

これなら、短い時間で、自分がまだ覚えられてないものとかをすぐに見返せますよね!すぐに忘れてなかなか覚えられない…と言ったものでも、直前に見とけば流石に忘れません!そして直前で見た問題が試験に出た時にはラッキーです!

 

あーこれ苦手だったぁぁわかんないやつだ、、、

となって試験中に落ち込んでモチベを下げない為にもぜひ!

 

最後に

これを読んでる人たちは、大半が国家試験前で不安なことがたくさんあると思います。僕もそうでした。

本当は勉強に集中したいですよね。この記事を読んで少しでも勉強に専念できれば幸いです。

 

もう少しで、明るく楽しい夢にまで見た薬剤師ライフが待っています。最後まで諦めずに頑張りましょう!

 

ちなみに問題は厚生労働省のサイトからとる事ができます。

第104回薬剤師国家試験問題及び解答(平成31年2月23日、2月24日実施) |厚生労働省